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デットマール・クラマー(Dettmar Cramer)
「日本近代サッカーの父」。
1925年、ドイツ・ドルトムント出身。元サッカー選手。ドイツ国内の複数のクラブでプレーした後、コーチ業への道に進む。1960年、日本サッカー協会の依頼により、東京オリンピックを控えた日本代表の指導のために来日。基本練習を徹底的に教え込み、釜本邦茂や杉山隆一らを育てる。東京オリンピックでのベスト8、メキシコオリンピック銅メダル獲得の基礎を築いた。1967年から1974年まで、FIFA公認のコーチとして世界各地でサッカーの指導にあたる。その後もバイエルン・ミュンヘンなど、監督としていくつかのクラブチームを率い、監督引退後は指導者の育成を行なっている。2005年、日本サッカー協会が制定した表彰制度「日本サッカー殿堂」第1回受賞者になる。