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新書に訊け!ニュースを「テーマ」で読み解く

毎日飛び込んでくるさまざまなニュース。その背景にまで興味が広がったら、まずは新書にあたってみよう。そこにはたいていのテーマが網羅されている。新書マップを使えば、ニュースを読み解くヒントが得られる。

NEW 19/09/15

News 01

原発処理水「放出しかない」環境相

東京電力福島第1原発で増え続ける汚染水を浄化した後の処理水に関し、原田義昭環境相は9月10日の記者会見で「所管外ではあるが、思い切って放出して希釈する他に選択肢はない」と述べた。海洋放出計画の有無に懸念を示す韓国政府に、日本政府は「処分方法は未定」と回答しており、現職閣僚の原田氏の発言は議論を呼ぶ可能性もある。内閣改造を前に、就任約1年間の仕事を振り返った感想として答えた。第1原発敷地内に立ち並ぶ処理水保管タンクを視察したことや、原子力規制委員会が海洋放出案を支持している点を理由に挙げた。東電は、2022年夏ごろ保管タンクが満杯になる見通しを示している。

News 02

日ロ平和条約交渉 進展せず

安倍晋三首相は9月5日、ロシア極東ウラジオストクでプーチン大統領と会談した。北方領土問題を含む平和条約締結交渉を巡り、未来志向で作業を進める方針で一致したが、具体的な進展は得られなかった。北方四島での両国による共同経済活動に関し、早期の具体化へ取り組むことを確認。11月にチリで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際、再び会談すると申し合わせた。平和条約交渉の大筋合意を目指した6月の大阪での会談が不発に終わり、首相は仕切り直しを図ったが、合意への道筋の険しさが改めて鮮明になった。

News 03

65歳以上、世界で突出 最高28.4%

総務省が9月15日発表した人口推計によると、65歳以上の高齢者は同日時点で前年より32万人多い3588万人、総人口に占める割合は0.3ポイント増の28.4%と、いずれも過去最高を更新した。16日の敬老の日を前に集計した。2018年に仕事に就いていた65歳以上は最多の862万人。就業者全体の12.9%で、空前の人手不足を支える重要な戦力になっている。世界的にみると、65歳以上の割合は2位のイタリア(23.0%)、3位のポルトガル(22.4%)を引き離し、突出して高齢化が進んでいる。国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、この割合は今後も上昇する。

News 04

コンビニ 脱24時間営業の流れ

ファミリーマートは9月12日、本部がフランチャイズ展開する店舗全体の約4.4%に当たる640店で、営業時間を短縮する実験を10月から新たに実施すると発表した。6月からの実施店を含めると計661店が時短営業になる。売り上げや利益などに与える影響を分析し、12月以降に時短営業を広く認めるかどうかを見極める。セブン―イレブン・ジャパンも同日、加盟店アンケートに回答した店舗の1割強の店舗が時短実験への参加を検討していると明らかにした。ローソンでも時短契約を選ぶ店舗が74店に拡大しており、コンビニエンスストアの脱24時間の流れが広がっている。
関連する新書

フランチャイズの過酷な実態

News 05

京都 「観光」強く再び首位

森ビルのシンクタンク「森記念財団」は9月10日、経済や生活、交通など6分野の83指標を基に、東京を除く全国主要72市を評価したランキングを発表した。初公表となった昨年に続き2回目。総合1位は観光に強みを持つ京都市、2位は福岡市、3位が大阪市と上位3市は前回と同じで、金沢市が9位、長野県松本市が10位と新たにトップ10に入った。京都市の1位は、観光案内所の多言語対応や宿泊施設客室数といった「文化・交流」と、有力大学や論文投稿数など「研究・開発」の2分野で首位。福岡市は空港の利用のしやすさから国際会議の件数、空室率の低さまでバランスよく得点を稼いだ。

News 06

日蘭仮装パーティーの水彩画 発見

江戸時代後期に長崎・出島のオランダ商館長らが和装し、日本の蘭学者が洋装して、商館長一行の江戸滞在時の定宿「長崎屋」で“仮装パーティー”を楽しむ様子を描いた水彩画が、9月14日までにオランダで見つかった。長崎屋は、蘭学者の前野良沢や大槻玄沢も訪れた日蘭学術交流の拠点だった。絵を調査した松田清京都大名誉教授は「蘭学者の語学力が飛躍的に向上し、オランダ人と親密に文化交流していたことを裏付ける貴重な史料だ」としている。「長崎屋宴会図」と命名され、購入した神田外語大が11月に付属図書館で公開する。水彩画は1822(文政5)年の宴会を描いたことも分かった。

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