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新書に訊け!ニュースを「テーマ」で読み解く

毎日飛び込んでくるさまざまなニュース。その背景にまで興味が広がったら、まずは新書にあたってみよう。そこにはたいていのテーマが網羅されている。新書マップを使えば、ニュースを読み解くヒントが得られる。

NEW 19/11/15

News 01

「桜を見る会」 私物化との批判

菅義偉官房長官は11月12日の記者会見で、公費で首相が主催する「桜を見る会」の招待客について、選定基準の明確化を検討する考えを示した。明確化の必要性を問われ「検討することも必要だ」と述べた。野党は安倍晋三首相の地元後援会員が多数招かれた疑惑が濃厚で「私物化した疑いが強い」と指摘。立憲民主、国民民主、共産各党の追及チームは国会内で初会合を開催した。菅氏は自民党の二階俊博幹事長が「議員が選挙区の皆さんに配慮するのは当然だ」との認識を示した点に関しては「発言は承知していないのでコメントは控えたい」と述べるにとどめた。

News 02

国土強靱化 防災・減災インフラ強化

政府は11月8日、2020年度までの3年間に実施する「国土強靱化」に向けた重要インフラ緊急対策で、事業費を総額7兆円から上積みする方向で検討に入った。安倍晋三首相による経済対策取りまとめの指示を受け、頻発する台風被害などに対応した防災・減災インフラを強化する。低金利で資金調達できる環境を追い風に財政投融資も積極的に活用し、20年東京五輪後の国内景気の下支えに取り組む。国土強靱化では、10月の台風19号で河川の氾濫や堤防の決壊など想定を超える被害が発生したことから、新たに課題を検証し、水害対策を中心に必要なインフラ施策を講じる。

News 03

中国 「香港死守」で思想統一

中国共産党が全国の政府機関や軍、国有企業などの党幹部らを対象にした研修で、香港の抗議デモを「北京の中央政府の権力に対する反抗」と位置付け、中央の「管轄統治権」を死守するべきだと思想統一を図っていることが11月9日分かった。研修に参加した複数の党関係者が明らかにした。香港で大規模デモが起きてから9日で5ヵ月。香港の混乱で9000万人を超える党員に動揺が広がることへの危機感が背景にある。10月下旬に開いた党の重要会議では、香港で「国家の安全を守る法律制度と執行メカニズムを確立する」方針を確認しており、香港への中央の介入を強める可能性がある。

News 04

あおり運転、免許取り消しへ

社会問題化している「あおり運転」対策として、悪質で危険な運転には免許取り消しができるよう、警察庁が制度を改正する方向で検討していることが11月7日、分かった。行政処分では最も重い免許取り消しを適用することで、悪質なドライバーを道路交通の場から排除して事故を未然に防ぐ狙いがある。年明けの通常国会に関連法案を提出する見通し。現行では悪質で危険な運転でも事故を起こして危険運転致死傷容疑などで摘発されない限り、違反の累積がない運転者は免許取り消しにはならず、政府、与党内からも関連法改正による罰則強化を求める声が上がっている。

News 05

UDタクシー 3割が乗車拒否

障害者団体「DPI日本会議」は11月12日、車いすのまま乗車できるユニバーサルデザイン(UD)タクシーの車いす利用者への対応を10月に全国で調べた結果、乗車拒否が3割近くあったとの集計結果を公表した。同団体は結果を基に14日、国土交通省に改善を要望する。タクシーに搭載された乗降用のスロープ設置など運転手への研修実施を条件に、国はUDタクシー導入のための補助金を事業者に出しているが、乗車を断った運転手の中には「車いすの乗降方法が分からない」と回答する人もおり、車いす利用者への対応が現場に十分根付いていない実態が浮き彫りとなった。
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News 06

里山の昆虫大幅減少 チョウ深刻

日本各地の里山にいるチョウやゲンジボタル、ヘイケボタルなどの数が2008~17年に大幅に減ったとの調査報告書を日本自然保護協会が11月12日、発表した。欧米では昆虫の急減が注目を集めており、日本も同様の傾向にあることが示された形。特にチョウ類は調査対象の約4割が、国が絶滅危惧種と判断する基準を上回る減少率だった。ハシブトガラスやヒヨドリ、ノウサギやヤマアカガエルなど、里山で広く見られた生物が減っていることも確認された。逆にアライグマなどの外来種やイノシシ、ニホンジカは数や分布域を増やしていた。

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