風
 
 
 
 
 
 
[知ることの価値と楽しさを求める人のために 連想出版がつくるWEB マガジン

新書に訊け!ニュースを「テーマ」で読み解く

毎日飛び込んでくるさまざまなニュース。その背景にまで興味が広がったら、まずは新書にあたってみよう。そこにはたいていのテーマが網羅されている。新書マップを使えば、ニュースを読み解くヒントが得られる。

NEW 19/04/15

News 01

新元号「令和」 出典は万葉集 

政府は4月1日、「平成」に代わる新元号を「令和(れいわ)」に決定した。出典は日本最古の和歌集「万葉集」。中国古典(漢籍)ではなく、日本の古典(国書)を由来とする元号は確認できる限り初めて。4月30日の天皇陛下退位に伴い、皇太子さまが新天皇に即位される5月1日に施行される。皇位継承に先立ち、新元号が事前に公表されるのは憲政史上初めて。新元号は645年の「大化」から数えて248番目。1979年に制定された元号法に基づく改元は「平成」に続き2例目となる。出典は『万葉集』巻5、梅花の歌32首の序文で「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す」から引用した。

News 02

9条改憲 首相案支持40%にとどまる

共同通信社は4月10日、憲法記念日の5月3日を前に郵送方式で実施した憲法に関する世論調査の結果をまとめた。9条改正について、戦力不保持と交戦権否認を定めた2項を維持したまま自衛隊を明記する安倍晋三首相案を支持したのは40%にとどまった。安倍政権下での改憲には反対54%、賛成42%だった。国民の理解が深まっているとは言えない現状が明らかになった。9条改正自体の賛否を聞いた設問は「必要はない」47%、「必要がある」45%と回答が二分。必要と答えた人に理由を聞いたところ、首相が主張する「自衛隊は憲法違反との指摘があるから」を選んだ人は26%に限られた。

News 03

20年ぶり紙幣刷新 1万円は渋沢栄一

政府は4月9日、1万円と5000円、1000円の各紙幣のデザインを全面的に刷新し、2024年度前半をめどに発行を始めると発表した。最新の技術を用いてすかしの精度を高めたり、ホログラムを導入したりして、偽造防止対策を強化するのが主な目的。1万円札の肖像は「日本の資本主義の父」と呼ばれる実業家の渋沢栄一に変わる。紙幣の刷新は2004年以来で、20年ぶりとなる。肖像は5000円札が現在の津田塾大学を創立した津田梅子、1000円札が「日本細菌学の父」と称される北里柴三郎。障害の有無などにかかわらず、誰でも使いやすい「ユニバーサルデザイン」の考え方を踏まえ、額面数字の文字を大型化した上、指の感触で識別できるマークを改良する。

News 04

受精卵ゲノム編集 人への応用禁止へ

狙った遺伝子を効率的に改変できる「ゲノム編集」技術を人の受精卵に使うことについて、政府が法規制する方針を決めたことが4月12日分かった。基礎研究に限って容認し、受精卵を人や動物の子宮に戻すことを禁止する。22日の内閣府・生命倫理専門調査会で提案。文部科学・厚生労働両省で半年間議論し、秋に具体的な内容を決める。政府は倫理指針で規制する方針だったが、今年1月、中国で研究者がゲノム編集を受精卵に用い、双子を誕生させていたことが確認され、国際的な批判が高まった。このため方針を転換し、法制化へとかじを切った。

News 05

ブラックホール 撮影に初成功

地球から遠く離れた銀河の中心にある超巨大ブラックホールの輪郭を撮影することに史上初めて成功したと、世界各国の研究機関によるチームが4月10日、世界6ヵ所で同時に記者会見を開き発表した。各地の電波望遠鏡を連携させ、極めて高い解像度での観測を実現した。ブラックホールに吸い込まれるガスなどが出すエックス線を観測した例はあるが、光さえ逃れられない「黒い穴」を初めて直接捉えた。100年以上前に存在を予言したアインシュタインの一般相対性理論を裏付けた形で、専門家は「ノーベル賞級の成果だ」と評価している。

News 06

ウィキリークス創設者 イギリスで逮捕

ロンドン警視庁は4月11日、ロンドンのエクアドル大使館に2012年から籠城していた内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ容疑者を大使館で逮捕した。保釈中に裁判所に出廷しなかった疑いに加え、米国への身柄引き渡し令状に基づき身柄を拘束した。米司法省は11日、連邦大陪審が18年3月にアサンジ容疑者を南部バージニア州の連邦地裁に起訴していたと明らかにした。アサンジ容疑者は米政府の機密文書を入手するため、元米陸軍兵マニング受刑者と共謀し、コンピューターネットワークに侵入した罪に問われた。

気になるニュースや文章や言葉を入力して関連する情報を探そう

PAGE TOP
Copyright(C) Association Press. All Rights Reserved.
著作権及びリンクについて