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新書に訊け!ニュースを「テーマ」で読み解く

毎日飛び込んでくるさまざまなニュース。その背景にまで興味が広がったら、まずは新書にあたってみよう。そこにはたいていのテーマが網羅されている。新書マップを使えば、ニュースを読み解くヒントが得られる。

NEW 2020/01/15

News 01

海自哨戒機第1陣 中東へ出発

海上自衛隊のP3C哨戒機2機は1月11日、中東海域での情報収集活動に当たるため、那覇航空基地を出発した。河野太郎防衛相による派遣命令を受けた第1陣で、20日から現地で活動を始める。防衛省設置法の「調査・研究」に基づく初の海外への長期派遣。期間は約1年とし、延長も可能だ。河野氏は訓示で「大きな意義がある」と強調し、各国部隊や国際機関との緊密連携を指示した。米国とイランの深刻な対立により緊張が続く中の派遣で、野党などの反対も根強い。

News 02

イラン 撃墜「人的ミス」と謝罪

イランの首都テヘラン近郊で、ウクライナの旅客機が墜落し乗客乗員176人が死亡した事故について、イラン軍統合参謀本部は1月11日、「許されないミス」によって意図せずに同機を撃墜したと発表し、謝罪した。技術的トラブルによる事故との主張を一転させた。ロウハニ大統領は米軍の軍事圧力に直面し厳戒態勢下で起きた「人的ミス」だったと釈明、有力司令官を殺害し緊張を高めた米国を非難した。撃墜を認め異例の謝罪に踏み切りつつ、米国の責任を印象づける狙いだ。革命防衛隊は責任を認めた上で、防空システムの操作者が旅客機を巡航ミサイルと誤認し、上官の許可を得ずミサイルを発射したと説明。末端の実務者に責任があるとの認識を示唆した。

News 03

台湾総統選 蔡英文氏、過去最多得票

台湾総統選は1月11日投開票され、台湾独立志向の与党、民主進歩党(民進党)の蔡英文総統が800万票を超える総統選での過去最多得票で圧勝し、再選された。香港のデモを受けて台湾で反中意識が拡大し、支持を回復。中国の習近平指導部による台湾統一の圧力を拒否する姿勢が評価された。中国が今後、外交や経済で台湾を締め付け、中台関係がいっそう悪化する可能性がある。蔡氏は台北市で記者会見を開き「民主的に選ばれた政府は威嚇やどう喝に屈しない」と述べ、中国に武力による威嚇をやめるよう要求した。

News 04

英ヘンリー王子夫妻 「引退」表明

英王室は1月8日、声明を出し、ヘンリー王子夫妻が「シニアロイヤル」と呼ばれる主要王族の立場から「引退」し、一家で英国と北米を往来しながら生活すると発表した。女王ら王族への相談はなかったとみられる。夫妻は「数ヵ月の熟考と内部での協議の末に決断した」と表明。王子の祖母エリザベス女王を引き続き支えると決意を述べつつも、王室から財政的に自立するため働く考えを明らかにした。夫妻が今後、何をして働くのか、どこに住むのかなど詳しいことは不明。王位継承順位に影響が生じるかも分かっていない。

News 05

浦幌アイヌ協会 先住権確認求め提訴へ

北海道浦幌町の浦幌アイヌ協会が、法律や道規則で禁じられた河川でのサケ捕獲は、先住民族が持つ権利「先住権」であり、法や規則が適用されないことの確認を国と北海道に求める訴訟を起こす方針を固めたことが1月12日、関係者への取材で分かった。4月にも札幌地裁に提訴する。アイヌ民族による先住権の確認を求めた訴訟は初めて。先住権は先住民族の集団に認められた権利。国は昨年5月に施行した法律で、アイヌを初めて「先住民族」と明記したが、アイヌの集団は存在しないとして先住権を認めていない。訴訟では「集団とは何か」が大きな争点となりそうだ。

News 06

箸墓古墳 「卑弥呼の墓」を探査

邪馬台国の女王卑弥呼の墓との説がある奈良県桜井市の前方後円墳・箸墓古墳の内部構造を探るため、物質を透過する素粒子「ミューオン」を用いた探査を始めたと、県立橿原考古学研究所が1月9日、発表した。ミューオン探査は宇宙線から生じる素粒子の一種を利用し、物体の内部をエックス線写真のように写し出す。同古墳は宮内庁が孝霊天皇の皇女の墓として立ち入りを禁止し、調査はほとんどできていない。橿考研の西藤清秀・技術アドバイザーは「今回の調査で、被葬者が埋葬された竪穴式石室と推定される空間の存在が確認できる可能性がある」としている。

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