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新書に訊け!ニュースを「テーマ」で読み解く

毎日飛び込んでくるさまざまなニュース。その背景にまで興味が広がったら、まずは新書にあたってみよう。そこにはたいていのテーマが網羅されている。新書マップを使えば、ニュースを読み解くヒントが得られる。

NEW 18/10/15

News 01

トランプ政権 昨年、初の核実験

米国が2017年12月、プルトニウムを用い、核爆発を伴わない臨界前核実験を西部ネバダ州で実施していたことが10月10日、分かった。米エネルギー省傘下の核安全保障局(NNSA)が四半期ごとの報告書で明らかにした。トランプ政権下で初の実験で、米国として5年ぶり28回目。新たに開発した技術の性能を試す実験で、今年12月にも別の新技術の性能を調べる実験を計画しているとしている。トランプ政権は今年2月、核兵器を「使える兵器」として役割の拡大を目指す方針を発表。今回の実験は、この構想を推進する姿勢を強く示したと言える。トランプ政権に、反核団体からの批判が強まる可能性がある。

News 02

ノーベル医学生理学賞 本庶 佑氏に

スウェーデンのカロリンスカ研究所は10月1日、2018年のノーベル医学生理学賞を、体内で異物を攻撃する免疫反応にブレーキをかけるタンパク質を突き止め、がんの免疫治療薬開発に道を開いた本庶 佑京都大特別教授と、米テキサス大のジェームズ・アリソン教授に授与すると発表した。授賞理由は「免疫反応のブレーキを解除することによるがん治療法の発見」。同研究所は「世界で年に何百万人もの命を奪うがんとの闘いで、本庶氏の発見に基づく治療法が著しく効果的だと示された」と評価した。発見はその後、免疫治療薬「オプジーボ」として実用化された。

News 03

世界の魅力的大都市 東京トップに

米有力旅行誌「コンデナスト・トラベラー」は10月9日、2018年の魅力的な世界の大都市上位20位のランキング(米国を除く)を発表した。東京が3年連続の首位で、京都が前年の3位から2位に上昇した。前年圏外の大阪が12位に入り、1ヵ国で最も多い3都市が選ばれた。大阪は「日本で最高の美食都市の一つ」、京都は「日本で最も(寺院などが)保存された都市の一つ」とした。東京は「超近代的でネオン輝く高層ビル群や落ち着いた寺という矛盾が混ざり、わくわくする」と評価した。42万人超の読者が調査に参加。3位はオーストラリアのメルボルンだった。

News 04

離婚に伴う子の引き渡し 迅速化へ

法相の諮問機関、法制審議会は10月4日、離婚に伴う子どもの引き渡し手続きを明確にし、迅速化を図る民事執行法改正案の要綱を山下貴司法相に答申した。裁判所に引き渡しを命じられた親が現場にいなくても、引き取る側の親がいれば、執行官が強制的に引き渡せるとの内容。要綱を手渡された山下法相は「極めて重要な内容を含んでいる。立法作業を進めて、しかるべき時期に国会に提出できるよう準備したい」と述べた。現行法には子どもの引き渡しに関する規定がない。改正で裁判所の命令の実効性を高め、親権を持つ親の元に着実に引き渡す狙いがある。

News 05

経団連 就活指針廃止を正式決定

経団連は10月9日、会長・副会長会議を開き、大手企業の採用面接などの解禁日を定めた指針を、2021年春入社の学生から廃止することを正式に決定した。経団連の現行の指針は大学3年生が該当する20年入社が最後の世代となる。就職活動のルールは1953年に政府と大学、産業界が選考日程を申し合わせた「就職協定」が結ばれて以来、何らかの形で示されてきた。新たなルールづくりは政府主導に転換し、大学側や経済界も参加する関係省庁連絡会議で15日に協議を始める。指針の廃止決定を受けて、大学などの関連団体で構成する「就職問題懇談会」は学生への影響を懸念する声明を発表した。

News 06

富士山 2500年前に未知の噴火

富士山で約2500年前、これまで知られていなかった噴火が相次いで2回起きた可能性が高いとの研究結果を秋田大や東京大のチームが10月10日、発表した。富士山北西にある本栖湖(山梨県)で採取した地層から、未知の2回の噴火で積もった火山灰を確認した。秋田大のスティーブン・オブラクタ准教授(古環境復元学)は「富士山の噴火は考えていたよりも多く、影響が及んだ範囲はもっと広かったかもしれない」と話す。気象庁によると、3500~2300年前ごろの富士山は山頂で爆発的な噴火が起きていた。オブラクタ准教授によると、富士山ではこの時期に少なくとも14回の噴火が知られているという。

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