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新書に訊け!ニュースを「テーマ」で読み解く

毎日飛び込んでくるさまざまなニュース。その背景にまで興味が広がったら、まずは新書にあたってみよう。そこにはたいていのテーマが網羅されている。新書マップを使えば、ニュースを読み解くヒントが得られる。

NEW 2020/10/15

News 01

日本学術会議 候補6人を任命拒否

菅義偉首相は10月5日、日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を拒否したことを事実上認めた。「推薦された方を任命する責任は首相にある。前例を踏襲していいのかを考えた」と述べた。その後、首相は9日、学術会議提出の105人の推薦候補者名簿を「見ていない」と発言。首相の任命権との整合性が問われたため、加藤官房長官は12日の会見で、首相が決裁文書に添付された名簿を「詳しくは見ていなかった」と釈明した。立憲民主党の黒岩宇洋衆院議員は「推薦に基づく任命という規定に触れ、違法冒瀆だ」と批判。除外を首相以外が判断したとすれば「首相に加えて、政府も違法行為を犯したかもしれないという極めて深刻な問題だ」と訴えた。
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News 02

中曽根氏合同葬 弔意表明通達

10月17日に実施される内閣と自民党による故中曽根康弘元首相の合同葬に合わせ、文部科学省が全国の国立大などに、弔旗の掲揚や黙とうをして弔意を表明するよう求める通知を出したことが分かった。政府は2日、合同葬当日に各府省が弔旗を掲揚するとともに、14時10分に黙とうすることを閣議了解。加藤勝信官房長官は2日付で、萩生田光一文科相にも周知を求める文書を出した。文科省はこれに基づき、国立大や所管する独立行政法人などのトップに対し、加藤長官名の文書を添付して「この趣旨に沿ってよろしくお取り計らいください」と記した通知を出した。日本学術会議問題に続き、「政治介入」とも取れる政府の動きに各地の教育関係者からは批判や疑問の声が相次いでいる。

News 03

フランス パリなどで感染第2波

フランスのマクロン大統領は10月14日、新型コロナウイルスの感染悪化が止まらないとして、パリなど9の都市圏で17日から夜間外出禁止令を出すことを明らかにした。マクロン氏は14日夜のテレビ番組のインタビューで、「我々はいわゆる第2波の中にいる」と初めて明言。フランスでは10日に約2万7000人が感染し、連日100人以上が亡くなっている。感染者数は1ヵ月前から3倍以上に増えており、「第2波」だと認めざるを得なくなった。外出制限の対象となるのはパリを含む都市圏イルドフランス、中部リヨン、南仏モンペリエなど9地域。期間は17日から4週間で、議会の承認が得られれば12月1日まで実施する。違反者には罰金135ユーロ(約1万6000円)を科す。

News 04

世界の政府債務 GDP規模に

国際通貨基金(IMF)は10月14日に公表した財政報告で、2020年の世界全体の政府債務残高が国内総生産(GDP)合計額に対し98.7%とほぼ同規模となり、過去最大に膨れると予測した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け各国が先月までに行った経済対策は11兆7000億ドル(1200兆円)あまりにのぼると指摘。世界全体の政府債務残高はGDPとの比較で前年比15.7ポイントの急上昇となった。日本も28.2ポイント増の266.2%と、先進国でも突出して高くなる。巨額対策を講じた米国は22.5ポイント増の131.2%。IMFは「少なくとも2021年までは財政支援を続けるべきだ」として当面は各国で財政出動を続ける必要があるとの認識を示した。

News 05

海上保安庁 無人航空機の実証実験

海上保安庁は10月15日、海難事故の捜索や不審船の監視などに大型無人航空機の導入を検討するための実証実験を三陸沖や日本海などで始めた。海保が実証実験で使うのは、米ジェネラル・アトミクス社製の大型無人機「シーガーディアン」1機で、青森県八戸市の八戸飛行場を拠点に実施する。無人機は広範囲の海洋監視に活用でき、飛行時間が約35時間と有人機より長く活動できるメリットがある。実証実験は9億円余りをかけて来月10日まで行われる予定。

News 06

重文・願興寺本堂 柱に9種類の木材

約440年前に再建された岐阜県御嵩町の国指定重要文化財「願興寺本堂」の柱材に、寺社建築ではまれなムクノキを含む9種類もの木材が使われていたことが、京都大学生存圏研究所(京都府宇治市)の調査でわかった。寺には「地域の農民たちが苦労して再建した」との古文書が残っており、戦で焼失した寺を必死によみがえらせた当時の姿がうかがわれる発見だ。願興寺は815年、天台宗開祖の最澄が開いたのが起源とされる。本堂は戦乱の時代の1572年に焼失し、地域の農民たちの手で1581年に再建された。(2020年10月12日朝日新聞)

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