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[知ることの価値と楽しさを求める人のために 連想出版がつくるWEB マガジン

新書に訊け!ニュースを「テーマ」で読み解く

毎日飛び込んでくるさまざまなニュース。その背景にまで興味が広がったら、まずは新書にあたってみよう。そこにはたいていのテーマが網羅されている。新書マップを使えば、ニュースを読み解くヒントが得られる。

NEW 17/06/15

News 01

米、温暖化対策で孤立 G7環境相会合

イタリア・ボローニャで開かれた先進7ヵ国(G7)環境相会合は6月12日、地球温暖化対策の枠組み「パリ協定」の離脱を表明した米国が孤立したまま、閉幕した。米国以外の6ヵ国がパリ協定の下で地球温暖化対策に取り組むことを再確認する共同声明を採択したが、米国は温暖化対策に関する部分の声明に加わらなかった。G7が結束して温暖化抑制を主導する姿勢をアピールできず、国際的な取り組みの停滞を招く懸念が増している。米国の主張は共同声明の本文には盛り込まれず、国内政策に合致する範囲で温暖化対策を進めるとの方針が脚注部分に記された。

News 02

内閣府、今治市と協議13回 加計前提か

政府の国家戦略特区を活用した獣医学部の新設方針が決まった2016年11月までに、内閣府が学校法人加計学園の新設予定地・愛媛県今治市と、公式な会議とは別に少なくとも13回、特区に関して協議していたことが6月12日、今治市が開示した職員の出張記録などから分かった。内閣府の現地視察もあった。同様に獣医学部新設を要望した京都府の担当者は取材に「協議回数は4回」と答えた。両自治体への対応の差からも、内閣府が加計学園を前提に調整を進めていたとの疑いが強くなった。

News 03

日本の報道に懸念 人権理で国連報告者

言論と表現の自由に関するデービッド・ケイ国連特別報告者は6月12日、国連人権理事会で演説し、日本政府に対し報道の独立を確保するため放送法の見直しなどを求めた。日本に関する調査報告書で指摘した通り、特定秘密保護法や教科書検定などについても改めて懸念を示した。伊原純一駐ジュネーブ国際機関政府代表部大使は「わが国の説明や立場に正確な理解のないまま記述されている点があることは遺憾だ」と反論した。ケイ氏は演説で、メディアの自由に関し政府に3項目の勧告を検討するよう要請。放送法見直しのほか記者クラブ制度が情報の広範なアクセスを妨げていると述べた。

News 04

3Dプリンター 後で変形可能な素材開発

人肌やぬるま湯などで温めれば、自由に形を変えられるポリエステル素材をユニチカが開発した。3Dプリンターでアクセサリーやフィギュアを作った後に見た目を微修正したり、産業用の工具を手に持ちやすい形に調整したりできる。開発したのは、分子構造を変えることで、30度強の温度で軟らかくなる独自のポリエステル素材。冷やすと固まり、再び温めれば変形できる。80~90度の熱を加えると、完全に固まり、変形できなくなるという。従来は3Dプリンターでものを作ると、樹脂が固まるため、変形できないのが普通だった。

News 05

オリオン大星雲 巨大な「原始星」

地球から約1400光年離れたオリオン大星雲にある巨大な「原始星」で、周囲を取り巻くガスがらせん状に極方向に噴き出る様子を撮影したと、国立天文台や総合研究大学院大などのチームが6月13日付の英専門誌に発表した。生まれたばかりの原始星が大きくなっていく際の現象として知られるが、今回ほど詳細にとらえたのは珍しい。原始星は、宇宙空間のガスやちりがそれぞれの重力で集まってできる。そのうち、観測に成功したのは太陽の99倍の質量を持つ原始星「オリオンKL電波源I」。南米チリのアルマ望遠鏡を使い、周囲を円盤状に取り巻くガスが、渦を巻きながら北極と南極の上空方向に噴出する様子を観測した。

News 06

上野パンダ 5年ぶり出産、母子共に健康

上野動物園は6月12日、飼育するジャイアントパンダの雌シンシンが赤ちゃんを出産したと発表した。上野動物園でのパンダ誕生は2012年以来5年ぶり。性別は不明で、動物園は「母子共に健康」としている。上野動物園によると、10日夕からシンシンがパンダ舎室内を落ち着きなく歩き回ったため、11日から24時間態勢で観察。12日午前11時前に破水し、午前11時52分に赤ちゃんが「ギャーギャー」と産声を上げた。赤ちゃんの体重は映像などから平均に当たる150グラム程度とみられる。今後、母子の状況を見定めながら、半年後をめどに公開を検討する。

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