新聞社の研究開発組織が開発した「短歌を生成するAI」が短歌の世界で話題だ。開発者による『AIは短歌をどう詠むか』(浦川 通著)では、AIと人間、それぞれにしかできないことは何か、AIとどのように付き合うべきかを考える。その他、機械化、DXが進むなか、ヒューマンエラーによる大事故を防ぐ仕組みの必要性を訴える『間違い学』(松尾太加志著)、日本の「デジタル安全保障」の問題点を指摘する『日本企業のための経済安全保障』(布施 哲著)など、今月はAI・デジタル技術が社会に及ぼす影響に着目した新書が目立った。
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