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Series Around the World
世界10大気持ちいい 横井 弘海
05/10/31

第11回 カンボジア・アンコール遺跡

世界の観光スポットや娯楽についての情報は、いまやさまざまなかたちで手に入れることができる。しかし、それでもまだまだ知られざる「楽しみ」がある。 場所、季節、食べ物、人間、そして旅の技術・・・。世界約50ヵ国を旅してきた横井弘海氏が「気持ちいい」をキーワードに、女性の視点からとっておきのやすらぎのポイントを紹介する。

色鮮やかなカンボジアのシルク

 微笑みの国・・・。それはタイだったり、カンボジアだったり、時にはラオスを指すこともある。これらに共通するのは、人々が穏やかに微笑みを浮かべ、だれにでもやさしく接してくれるイメージがあることだ。訪れたら何か幸せな気分になれそうな気がする。
 カンボジアでは人間ばかりでなく、仏像や神々まで微笑んでいる。昔、何本も伸びた塔の4面すべてに微笑む顔が彫られている遺跡をテレビで見て驚いたが、後になって、それはアンコール王朝の都市の遺跡アンコール・トムの中央に立つ、仏教寺院バイヨンだということがわかった。刻まれた顔は観世音菩薩を表しているという。
 世界のどこを探しても他にないであろう不思議な建築に目が釘付けになって以来、一度、実物をこの目で見たいと思っていた。

遺跡観光の玄関口、のどかなシェム・リアップ

 9世紀から15世紀にかけて栄華を誇ったクメール人の王国、アンコール朝。その時代に建てられた石造りの建築の跡がアンコールの遺跡群である。アンコール・ワット、アンコール・トムは世界的に有名だが、まだ発掘されていないものや修復中のものも含めて全部で50ヵ所以上もあるらしい。
 遺跡観光の拠点となる町シェム・リアップは、首都プノンペンから北西に約250キロ、プロペラ機で約1時間のところにある。セキュリティとチェックインカウンターが一つずつあるだけのプノンペンの小さな国内空港で待たされ、客席が100もない小型機に乗り込んだ時には、「首都の空港がこれなら、密林の遺跡だし、どんなに辺鄙なところに連れて行かれるのだろう」と多少気にかかった。しかし、降り立った空港の駐機場には近隣諸国からの飛行機が何機も泊まっており、設備は新しく、出発したところよりはるかに立派な国際空港だった。欧米人のバック・パッカーやカップルも目立った。
 1860年、密林に眠る大遺跡があることを世界に知らしめたのは、フランス人学者のアンリ・ムオーだった。フランスはカンボジアを植民地支配し、その当時から遺跡の発掘修復にかかわってきているせいか、この遺跡はフランスはじめ欧米での知名度も高いのだという。

 空港を一歩出ると、土の匂いがした。目の前の平野は見渡すかぎり緑色で、青空には太陽が燦燦と輝いていた。訪れた3月初旬でも気温は日中30度。熱帯モンスーン気候に属する当地では、11月から5月は乾季で、雨季よりは涼しいらしい。日中の湿気がそれほど高くはないせいか、大きなつばの帽子をかぶり、長袖の麻のシャツを着て日差しから肌を守れば、快適だった。

客車をバイクで引く「バイクタクシー」

 空港から南に進むと国道に出る。そこから、さらに南東に進むと、町までは約10分。町から北上したところにアンコール・ワットやアンコール・トムの遺跡がある。空港から東にまっすぐ進んでもアンコール・ワットにたどり着く。この簡単な道は遺跡が発見された後、観光のインフラを整えるために舗装されたのだろうか。他に道らしい道はなく、樹木の他は赤土のでこぼこの地面が見えるばかりだ。車の数はまだ少なく、自転車や小さなバイクを飛ばして走っている人が多い。2人乗りのシートに幌をつけただけの客車をバイクで引いて走る「バイクタクシー」もここでは一般的だ。
 あちこちに建設中のホテルや完成したばかりという感じの真新しいホテルが見えてくる。沿道には椰子の街路樹が植えられており、人もたくさん歩いている。しかし、大きな建物がボコンボコンと建つ奥にはジャングルが見えて、全体的な印象はかなり素朴でのどかである。町と呼べる中心街はせいぜい1.5キロ四方に収まってしまう。
 目の前に広がる平和な風景にはまったくそぐわないが、カンボジアの20世紀は暗い時代だった。1970年に始まった内戦がポル・ポト派共産主義政権による国民の大虐殺へ発展。それらがようやく収まり、国連カンボジア暫定統治機構の任務の終了を受け、シアヌーク殿下を国王とする王国が成立したのが93年。2004年10月にはシハモニ新国王が即位した。復興の真只中にある国の発展に、大切な役割を果たしているものの一つがアンコール遺跡である。
 国旗の中央にアンコール・ワットがデンと描かれていることでもわかるように、この遺跡は国民の誇りであり、貴重な観光の目玉でもある。
「まだ、アンコール・ワットを見たことのないカンボジアの子供はたくさんいますが、それでも皆、アンコール・ワットを自慢するんですよ」
 と、ガイドが話してくれた。世界中の観光客を呼び込むために、町の景観はどんどん変わっているのだろう。でも、近代的な空港からホテルまでの道のりで感じたのどかさは捨てがたいと思った。

アンコール・ワットを素通りし、どこへ!?

大樹が巻きつくタ・プロム寺院

 アンコール遺跡は、1日券、3日券、7日券の3種類いずれかの入場券を買い求めれば、期間内、どの遺跡であろうが何度でも自由に見学できる。そんなに遺跡だけ見ていてあきないのかなと最初は思ったが、2大有名遺跡に加えて、スポアンという大樹が建物に巻きついた姿がよく紹介される寺院「タ・プロム」や、フランスの作家アンドレ・マルローがあまりの美しさに魅せられて国に持ち帰ろうとした彫像「東洋のモナリザ」で有名な「バンテアイ・スレイ寺院」、山奥を流れる川の底の一枚岩に天女やリンガが彫られた遺跡「ワーク・スピン」などなど、一つ一つはそれほど大きくなくても、見ごたえのある場所がいくらでもある。
 町からアンコール・ワットに向かう途中の入場券売り場で3日券を求め、顔写真を撮ってもらって入場券につけてパウチし、IDカードのようにしてもらった。その後、車は一本道を進んだ。まっすぐ平らに伸びる道の向こうに堀が見えた。さらにその奥にガイドブックで見覚えのあるトウモロコシというか、炎のような形をした尖塔が浮き上がるように見えてきた。アンコール・ワットである。「オーッ」と思わずため息が出た。朝日を浴びる姿は威厳たっぷりだ。道沿いに走ってみると、遺跡の大きさがわかる。想像していたよりずっとスケールが大きい。全部で5本あるトウモロコシ型の尖塔が、中央にある入り口に近づき見る角度が変わるにつれ、国旗にあるのと同じように3本だけになった。「いよいよだ!」と降りる支度を始めた。ところが、車はスーッと入り口の前を通り過ぎてしまった。
「あれ、入り口はここではないの?」
 とガイドに尋ねると、
「今はアンコール・ワットを見学するのに適した時間ではありません。アンコール・トムに行きます」
 という答え。3日間あるから、どこをどう見てもいいのだけれど、せっかく目の前を通っているのにパスしてしまった。どうしてなのかと思っていたが、実はこれにはきちんとした理由があった。アンコール・ワットは、他のアンコール遺跡群が東向きに立っている中で唯一西向きに立っている。つまり、正面から見ると朝日が上がった後は逆光になり、午前中は建物がまったくのシルエットになってしまうのだ。観光客としては、写真に美しい姿を収められないのでは確かにあまり意味がない。だから午前中は、東向きに立つアンコール・トムに行きましょう、ということだった。

微笑みのバイヨン寺院

南大門への道

 アンコール・ワットから2キロも走ると、アンコール・トムの南大門が見えてくる。後ろ髪を引かれる想いでワットを後にしたが、こちらはこちらで目を見張った。
 アンコール・トムは城塞都市で、スケールはアンコール・ワットよりさらに大きく、3キロ四方を高さ8メートルの城壁と堀に囲まれている。12世紀末にジャヤヴァルマン7世によって建立された。都市には当時12万人が暮らしていたという。車を降り、左に神々の像、右に阿修羅の像が並ぶ道路を歩いて、正面の南大門に向かった。両者がナーガという蛇神を引っぱり合う姿をこの空間は表しているという。これは「乳海攪拌」という神話が元になっている。両者が不老不死の薬アムリタを手に入れるために蛇神で海をかき混ぜると、そこから沢山のデバダー(女神)やアプサラ(天女)が生まれたというストーリーだ。象が観光客を背中に乗せて、のしのしと歩いている。2人の大人を乗せて涼しい顔をして歩いている巨象が横を通っても窮屈に感じないほど、南大門に入っていく道は広い。両端の阿修羅と神々の像はそれぞれ50数体あって、一つ一つが3メートル近い高さ。どれもでっぷりとした体型で肉厚だ。石はさまざまな表情をしていて、ひどく色が変わっていたり、シミがあちこちについていたりする。像の頭や鼻などが部分的に落ちていたり、石の色が新しくて、最近作り直したのがわかるものもあった。像の後ろまですぐに木々が迫っている。
 目の前の門をくぐれば、いよいよそこには長い間、この目で見るのを心待ちにしていた「微笑み」と出会えるのだ。塔の4面に刻まれた微笑む顔を見ることができるという期待を胸に、広々した道をゆったり歩くのは実にいい気分だった。

道路沿いに並ぶ神々の像

 南大門のそばまで来て目を見張った。実はこれは門というよりも高い塔の間をくり貫いて、車が1台ラクラク通れるほどの入り口を設けた建造物だったのだ。しかも上のほうには、遺跡の中央に立つバイヨン寺院と同じように、4面の微笑む観世音菩薩が彫刻されているではないか!
「こういう形を作ろうという創造力は一体どこから生まれるものなのだろう」と、しばらく門をくぐらずに、ボーッと見上げてしまった。アンコール・トムの中には見所がたくさんあるが、南大門で塔の菩薩の顔を見てしまったので、バイヨン寺院の方の顔を一刻も早く見たいという衝動に駆られ、寺院へ続く森を走った。
 そして、ついに目の前に現れた。黒っぽいような灰色のような深い緑色も混じったような複雑な色をした石造寺院だ。あっちもこっちも目立つところは巨大な顔だらけ。感動というより、これは一体なんなんだろうと度肝を抜かれる。2つの回廊が中央の本殿を囲んでいる。一番外側の第一回廊の大きさは東西160メートル、南北140メートルだ。その壁には、当時の人々の暮らしや戦争の様子、神々の姿を生き生きと表わした美しいレリーフが刻まれている。しかし、その上で微笑む菩薩の迫力は何と言ったらいいのだろう。

 アンコール・トムができたのはアンコール王朝の最盛期にあたり、この時代、カンボジア一帯が初めて統一された。その繁栄を築いた王が篤く仏教に帰依して、仏教寺院のバイヨンを建てたそうだ。この遺跡の構造は宗教的な世界観を表していると言われる。45メートルの高さを誇る中央塔は“神々”の住む須弥山(しゅみせん)、大きな堀は大海を示すという。寺院の中には仏像が安置されている。古今東西、王様は自分を何かの神と重ね合わせて、絶対的な力を誇示するようだが、ジャヤヴァルマン7世は観世音菩薩と自らを重ね合わせた。

塔の4面に刻まれた巨大な菩薩の顔

 中央塔を囲むように54の塔があり、それぞれの塔の4面にも観世音菩薩の顔が刻まれている。塔の下部は通路でつながっている。もちろん扉も窓も壊れていて今はない。そのおかげで、中から外をのぞいても、テラスの石に腰掛けて、周りを見上げてみても、どこを向いても、肉厚の唇の両端を少し上げて、静かにアルカイックスマイルをたたえている観世音菩薩が見える。顔だけの大きさなら1メートル強くらいだろうが、美しいレリーフの装飾が付けられた髪や頭がそれ以上に大きいから、全体としては、一つ一つかなりの大きさになる。
 しかし威圧感はない。怖いわけでもない。なんだか不思議な気分だ。南大門の像と同じように、仏塔の石は茶色のようなグレーのようなくすんだ緑のようなさまざまな色になっていて、大きな白いシミがあったり、少し欠けていたりする。触ってみると、ざらざらしている。床の石や塔と塔をつなぐ欄干は、今すぐに崩れてもおかしくない感じで、それを必死にこらえているようにも見える。その朽ちた様子を眺めていると、時間の流れを実感したり、近年のこの国の荒廃に想いがおよんだりした。環境の悪化でこんなに深いジャングルにも酸性雨が降るのだろうか、といったさまざまな思いもよぎり、感慨にふけってしまった。
 観音様が微笑んでいるお顔は、人間を守っているに違いない。事実、遠くから寺院を見てみると、観世音菩薩は皆少しうつむき加減である。下界にいる人間を救おうとしている姿だろう。信仰心の薄い私でさえも、微笑む観世音菩薩の顔を見上げると、なんともありがたく落ち着いた気持ちになった。笑顔を見ると幸せな気分になると聞いたことがあるけれど、もっと何か崇高な感覚だった。結局、その日の夕暮れまで、バイロン寺院の石の上に座ってみたり、周りのジャングルを見渡しながら、時をすごした。

カンボジア料理も微笑みの味?

シェム・リアップ郊外のバナナ売り

 心が満足したら、おなかも満足したくなる。ガイドにお奨めの食べ物を聞くと、
「まずはフルーツジュースを飲みましょう」
 と言う。道端でガラスのケースに入った色とりどりのトロピカルフルーツをジューサーで絞ってくれる店は、プノンペンだけでなく、どこにでもある。日本人の私としては何より果物が洗ってあるのかどうかが気になるところだが、
「ま、いいか。彼らも飲んでいるのだし」と開き直り、ミックスジュースを頼んだ。
 これが信じられないほど美味しい。新鮮な果物の酸っぱさや甘さがほどよく溶け合って、これまで飲んだどこのフルーツジュースよりも美味しいのだ。すっかり病み付きになり、その後、行く先々で頼んでしまった。

代表的なカンボジア料理「アモック」

 さすがに国際観光地だけあって、シェム・リアップのレストランはタイ料理でもベトナム料理でも、皆、美味しい。カンボジア料理はというと、一言で言えば素朴である。スパイシーでもなく、やたらに塩味をきかせるわけでもなく、「材料を合わせたらこんな味になりました」という感じで、素材の味をうまく活かしている。代表的なカンボジア料理「アモック」をアンコール・ワットのマークがついた「アンコール・ビール」と一緒にいただいた。魚や野菜をココナッツミルクとともにバナナの葉っぱに包んで蒸したもののようだ。ココナッツの甘みが塩味と微妙に交じり合っている。ホワンとした食感に、どこかのんびりしたカンボジアらしさを感じた。夜になるとムシムシ暑くなるので、ビールがどんどんすすむ。
 暑い気候だと、つい香辛料をたっぷりきかせたホットな料理で食欲を刺激したくなるところだが、カンボジアにはそれがない。「やはり穏やかで刺激を好まない人々なのかなぁ。だから、いつもやさしい微笑を絶やすことがないのだろうか。やっぱりカンボジアこそ微笑みの国かも・・・」そんなことを考えながら、おなかにやさしそうなアモックをたいらげた。

国の復興と海外援助

修復現場の人々、左は筆者

 観光の道すがら、アンコール遺跡の修復があちこちで行われているのを見かけた。遺跡の前には「この修復は日本政府が応援しています」「こちらの修復はドイツが担当しています」といった説明が援助国の国旗とともに目立つところに立っている。しかし、あくせく働いている人はあまり見当たらない。そこが南国のいいところかもしれない。修復現場にいる現地の人々は、目が合うとたいていニッコリ笑ってくれる。「やはり、微笑みの国だわ」と思う瞬間だ。
 遺跡の状態はものによってさまざまだし、修復の度合いもかなり差がある。場所によっては、観光客が歩くことのできる足もとに、崩れた石のかけらが無数に落ちている。ものすごく巨大なジグソーパズルを完成させるのと、遺跡修復は似ている。手伝ったわけではないが、気の遠くなる作業に違いない。
 フランスは修復ペースが早く、日本は遅いらしい。修復に対する考え方が違うようで、フランスはピースとピースが合わなくなったら、合わない部分をばっさり削って、全容が見えるのを大切にしている。逆に日本チームは、あちらこちらから小さなかけらを見つけては、ジグソーパズルを丹念にうめていくので時間がかかる、というのが現地ガイドの説明だ。
「修復だから、なるべく元の形の通りに復元してほしいです」と、日本語で一生懸命話してくれた。

そして、アンコール・ワットへ

クメール建築の傑作「アンコール・ワット」

 東西1.5キロ、南北1.3キロ、周囲5.6キロ。幅190メートルの堀がめぐらされたアンコール・ワットは、クメール建築の傑作である。乾季のせいで、堀は水を少ししかたたえていなかったが、その水をのんびりと牛の親子が飲んでいた。水面は周りに自生する背の高い木々を静かに映し出していた。
 アンコール・ワットは12世紀、スールヤヴァルマン2世の御世に、30年以上の歳月をかけて建造されたヒンドゥー教のヴィシュヌ神を祭る寺院である。王がヴィシュヌ神と自らを一体化して、権威を保とうとして建設した墳墓だとも言われる。遺跡の中で一番高い本殿の中央塔は65メートルの高さがあり、遠くからでもよく見える。この寺院もアンコール・トム同様に、建物の中央に世界の中心を示す須弥山を模した塔があるのだ。中央塔の周りには4つの堂塔があり、それを3つの回廊が囲んでいる。
 とても奇麗に整備された石畳の参道を歩き、中に入った。この参道は、下界と神様の住む世界の分かれ道だという。だだっ広い参道は観光客が何人歩いても大丈夫なほど幅があり、気持ちよく歩ける。ここはアンコール・トムより白っぽい石が多い。建物の壮大さは、すでに多くの本やメディアが紹介している素晴らしさだが、それに加えて、壁のあちこちに描かれたデヴァターという女神やアプサラという天使のレリーフが皆微笑み、本当に楽しげな姿が、私まで幸せな気分にしてくれる。
 スールヤヴァルマン2世の描いた天国、アンコール・ワット。今、王様は天国で同じような楽しさを味わっているのだろうか。時々、回廊の窓から外を見上げると、中央の塔が本当に須弥山のように見えてきた。

カンボジアとの時差:2時間

宿泊案内(シェム・リアップ):
La Residence d'Angkor
River Road, Siem Reap
Kingdom of Cambodia

問合せ:
Tel:+855 63 963390
Fax:+855 63 963391
URL:http://www.pansea.com/jp/angkor_infor.html

宿泊施設:
55室

各種情報:
アンコール遺跡入場料:
1日券($20)・3日券($40)・7日券($60)
3日券と7日券の購入には40mm x 30mmの顔写真が必要。
入場券売り場でも撮影してくれる。

アクセス:
空路:ベトナム、タイなど近隣国経由で。
バンコク−シェム・リアップ 約1時間
ホーチミン−シェム・リアップ 約45分

日本での問合せ:
カンボジア王国大使館
〒107-0052 東京都港区赤坂8-6-9
Tel: 03-5412-8521、03-5412-8522

開館時間:
月曜〜金曜(祝祭日を除く)
9:30〜12:00、13:00〜16:30
カンボジアの祝日は閉館しているが、ビザ申請の受付は可。
*要確認

ビザ:
カンボジア大使館内のビザ部門にて受付。
郵便によるビザ申請も可能。

日本国籍者の申請書類:
ビザ申請書1枚、証明写真1枚(45mm x 35mm)
パスポート(残存期間が申請日より6ヵ月以上有効のもの)

ビザ料金:
観光ビザ(T) 2700円
業務ビザ(E) 3500円

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PROFILE

横井 弘海

東京都台東区生まれ。
青山学院女子短期大学卒業。国際英語学校通訳ガイド科修了。ヨーロッパに半年間遊学。テレビ東京パーソナリティ室所属後フリーとなる。「世界週報」(時事通信社)で「大使の食卓拝見」を連載。エジプト大統領夫人、オーストラリア首相夫人、アイスランド首相をはじめ、世界中のセレブと会見しインタビューを行っている。

主な著作:
『大使夫人』
(朝日選書)

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