連載「遠いパラダイス」の著者・藤原章生さんが『翻弄者』(集英社)を出版しました。
14歳のときから、十数年間もフセインの宮殿に軟禁されていたという予言者。 薬物依存症の娼婦に思いを寄せ、併走するかのように、その世界に墜ちていく男。 キューバ革命の陰で、表現の自由を奪われ、追憶だけで命をつなぐ詩人。 時代に翻弄され、不条理に疲れ、それでも拠りどころを手探りにする人間たち。 (著作・帯より) (2009.04.15)